iTANK

 
FW800対応のハードディスクケースと2TBのハードディスクを買いました。
 

 
ハードディスクケースという意味では、今後はUSB3.0対応ケースとかなんでしょうけど、いかんせんウチのiMacには付いてませんし、eSATA直差しも出来ないので、そこそこ長く使う事を前提にiMacで使える一番高速の接続方式であるFW800(IEEE1394b)対応のケースにしてみました。
とは言え、FW800対応ケースなんて殆ど選ぶほどの種類はなく、一番マトモそうな「iTANK」といういかにもMacとセットで使ってくださいと言わんばかりのネーミングとデザインのケースを選んでみました(笑)
 

 
モノ的には、ファンレスですが、ケースの材質がアルミと思われる金属なので、放熱性能は良さそうです。そして、デザインもMac Proの隣に置くと似合いそうな感じで、質感も最近のMacのアルミ筐体に近いです。アクセスランプは、パッと見では見当たりませんが、上面の放熱用の穴の中に内蔵されていて、電源をつけると赤く点灯し、アクセスがあると紫色に点滅します。なかなかデザインを壊さない感じで良さげです。
また、PC電源自動連動機能は明示的に書かれていませんが、Macをスリープさせるとディスクの回転が止まっているようなので、問題はなさそうです。まあ、コレはもしかしたらFW規格からすれば、当たり前の話なのかもしれませんが…。
 
ハードディスク自体は、WDの6400円で買ってきたeSATA 2TB。最近はここまで安いんですね。
 

 
iTANKへの装填は、ケース正面の穴にピンを差す事でロック解除し、レバーを引き上げて、引きずり出せば、レバー自体がHDDトレイになっているので、そこにHDDをセットして装填すればOK。
まあ、最近のケースの中には、トレイも不要で、HDDを抜き差し出来る商品もありますので、それを考えると割高ですが、換えのトレイを用意すれば、HDDの抜き差しは非常に簡単にかつ、確実に行う事ができそうです。
 
さて、実際の使用感ですが、今持っているUSB2.0対応の1TBの外付けHDDの転送速度は、コンスタントに36MB/sは出ているので、USB2.0規格の480Mbit/sの転送速度を考えれば、実測値としては、そこそこの転送レートは出ているようです。
一方、今回のiTANKのFW800は、規格上800Mbit/sの転送速度で、実測は76MB/sをコンスタントに出し、たまに80MB/s近い値も出るので、かなり理論値近い転送レートが出ているようです。
これだけの速度が出れば、内蔵HDDと、変わらない感覚で使えそうですね。