節電など

 
最近のキーワードといえば、節電。
 
と言うことで、我が家も色々と電球交換による節電対策してみました。
 
ポイントは長時間つける可能性のある場所や頻繁に点けたり消したりする場所を重点的に。
 
もともと蛍光灯だった場所は、蛍光灯自体が省エネ照明なので、交換はせず、白熱電球だった場所を蛍光灯式電球やLED式電球にします。
 
また、それぞれの特徴として、蛍光灯式電球は、白熱電球の様に均一に広がる光と明るさのバランスが良い。欠点は、小型化が難しく、E26口金サイズなら白熱電球とほぼ同じ大きさまで小型化できているけど、E17口金サイズだと、白熱電球の二倍以上のサイズ。
また、点灯直後の立ち上がりが暗く、温まるまで、本来の明るさにならない。
LED電球は、小型化が進み、どの口金サイズでも、白熱電球とほぼ同じ大きさなので、大抵の機器にはサイズ的には入る。また、点灯直後の立ち上がりで、ほぼ100%の光量になるので、頻繁に点けたり消したりする場所に最適。が、LED電球は光線の指向性が高いので、スポットライト的に使うのには適しているが、白熱電球の様に均等に周囲を照らすのには不向き。全方位に光を拡散させるLED電球も出ているが、光量が少なくなるので、使えても暗くなってしまう可能性がある。また、100W並の光量をもった製品もなく、何と言っても単価が断然高い。
そして、蛍光灯電球にもLED電球にも言えることだけど、熱に弱いので、使用出来る機器が限られる。また、調光対応や密閉対応も少なく、対応品は光量が暗くなってしまう。
まあ、こんな感じで、白熱電球と比べると使用電力は圧倒的に減り、使用可能時間が増えるので、頻繁に替えなくて良いという利点がある一方、上記の様にどうにもならない欠点をあわせ持つ。この辺のバランスをみながらある程度の割り切りも含めて設置してみました。
 

 
ダイニングテーブル直上の白熱電球E17口金は、既に以前、蛍光灯式電球に交換済。でも、立ち上がりが暗いので数分待たないと本来の明るさにならないが、それでも、光量と均一に広がる光のバランスが良いので、ここはそのまま。
 
風呂場の電球。ここも蛍光灯電球E26口金に交換。でも、点灯直後が暗い。まあ、最初我慢すればイイけど、風呂入った直後が暗いのはあんまり良くないね。ここは、照明カバーが光を拡散させるという事と、部屋自体が狭く、白いので、LED電球でも充分明るくなりそう。そのうち安くなったら交換かな。
 
トイレと階段。ここはLED電球E17口金に交換。そこそこの使用頻度と短時間の使用なので立ち上がりの速いLEDに。
照明カバーが適度に光を拡散してくれているので、それほど違和感なし。でも、若干暗いかな。
 
玄関外の直上ダウンライト。ここもLED電球E17口金に。サイズ的にそもそも市販の蛍光灯電球は入らないのでLEDしか選べない。ここは、ダウンライト用の斜め差しタイプのLEDにしたら、問題のない光量と照射角度で良い感じ。
 


 
そして、問題は家の中で一番多くあるダウンライト。
家庭用のダウンライトのほとんどが、断熱材施工してあるため、現在市販のLED電球では、唯一パナソニックが出している調光不可の対応品のみ。しかも、これ光量が250ルーメン。大抵のダウンライトは60W以上の白熱電球のため、光量が全然足りない。ちなみに、LEDであれば、400ルーメン以上は欲しいところ。試しに使用頻度の高い洗面所に使ってみたけど、明らかに暗い。調光対応品も存在しない事から残念ながら、一番替えたいダウンライトは今のところ諦めるしかない状況。
 
 
という事で、かなり中途半端な交換となってしまいました。
ダウンライトがやはりくせ者で、ダウンライトのユニットごと、LED専用ダウンライトに変更すればいいけど、これまたイイ値段なので、現実的ではなく、一年に一部屋ずつ替えていくといったところか。